潜在意識と顕在意識の違いは?両者の違いを専門家が徹底解説!

顕在意識と潜在意識

頭では「こうなりたい」とか「やめたい」と思っていることがあっても、現実がなかなか変わらないことはありませんか?例えば、早く寝ないといけない!と思いながらもついついスマホを触ってしまったり、食べてはいけない!と思いながらも欲求に負けて完食をしてしまう。

きっと誰もが経験をしたことがあると思います。でもなぜ気持ちはあるのに現実を変えることはできないのでしょうか?
それは、「潜在意識」が大いに関係しています。人の意識には「潜在意識」と「顕在意識」の2つがあります

一般的にはよく「氷山」に例えられており、氷山の表に出ているほんの5%が「顕在意識」で、水面下に隠れている95%は「潜在意識」と言われています。

ですから、顕在意識の何倍もの影響力があると言われている潜在意識に働きかけることで、望む人生に近づくことができるかもしれません。

顕在意識と潜在意識は、役割分担や働き方が違いますが、どちらも私たちにとっては大切です。この記事を最後まで読むと無意識と顕在意識の違いがよく分かります。そうすると、人生を変えるきっかけを掴めるかもしれませんのでお楽しみに。

目次

①潜在意識とは?

潜在意識と顕在意識

潜在意識は、自覚はないけれど言葉や行動に影響を与えている、いわゆる「無意識」のことです。心臓を規則正しく打ち続けるなどの生命維持に関わる機能を調整したり、身近なところでは、考え事をしながら歩いていたら、いつの間にか帰宅していた、のような無意識の働きもしますが、潜在意識の主な仕事の一つはデータの保存です。

驚くべきことに、自分が生まれてから見聞きし体験したことの全てや、そのとき自分はどう感じたか、などの全てが潜在意識に保管されています。あなたが触れた情報や経験によって、潜在意識にインプットされる情報が変わり、それらがあなたの思い込みを作ります。

例えば、否定的な言葉を言われ続けて育つと、否定的な思い込みが作られてしまいます。あなたが信じていることを、潜在意識は正しいか間違っているかの判断をせず反論もせず、そのまま受け入れます。

無意識によって起こるお悩みを紹介します。

①自分はダメだと思い込む  

幼少期から否定的な言葉や褒めてもらった経験が少ないと、相手から褒めてもらっても「どうせ..」「私なんて…」と思い込みをしやすくなります。

②食べたいけれど食べてしまう

痩せたい!そう決意をしたものの、夜中に小腹が空いてしまうとついついお菓子に手が伸びてしまう…。これも無意識の欲求が顕在意識に勝った時の現象です。

③人への恐怖心がある

無意識は、幼い頃の記憶をしっかりと覚えています。他にも人生を送る中で大きなトラウマが起きてしまうと、「人=怖いものだ」という思い込みが無意識の中に作られてしまいます。



そして無意識が厄介なことは、この無意識の思い込み通りに人生は創り出されてしまうことです。じゃあ、どうやって解決したら良いんだろう….と不安になりますよね。でも安心してください。逆に無意識の性質を利用してしまうのです。

先ほどもチラッとお伝えしましたが、人の意識の95%を占める潜在意識には、知恵と力が無限にあり、あらゆる問題の解決策と全ての出来事の原因を見つけることができます。

と長くなってしまったので、このことにつきましては後ほど詳しくお伝えさせて頂きますね。それでは、私たちの意識の5%と言われる「顕在意識」とはどのようなものなのでしょうか。

潜在意識とは、自分でコントロールできない意識のことなんだね。

②顕在意識とはなんだろう..?

顕在意識と潜在意識

顕在意識は、普段、私たちが自覚している意識のことです。例えば「まだ眠いなあ」「ランチは何を食べようかな」「5キロ痩せたいなあ」など、自分の頭で認識できている意識のことです。

また、物事を考えたり、やって良いことと悪いことの判断や、何かを望んだりするときも顕在意識を使います。繰り返し顕在意識にインプットされたものは、良くも悪くも潜在意識に届きやすいという特徴があります。

あなたは、顕在意識でどんなに強く意思を持って何かを始めても、すぐ元に戻ってしまい続かなかったことは今までにありますか?私は主にダイエットでそのようなことが何度もあり、そのたびに「なんで私は続けられないんだろう」と思っていました。その理由を次の章で見ていきましょう。

顕在意識は理性に近いのかもしれませんね。

はい。でも潜在意識の割合の方が大きいので、理性が負けてしまうんです。

わかっているけどできない…その原因は潜在意識!

潜在意識と顕在意識

私も含みますが「望んでいるのに、なぜか現実化されない」「目標を立てたのに行動ができない」ことを経験された方もいらっしゃるかもしれませんね。これらは、潜在意識と顕在意識の不一致が原因で起こります。

潜在意識には、あなたが触れた情報や経験による思い込みがたくさん入っていると先ほどお話させて頂きましたが、それはあなたの価値観となっています。私たちは、無意識ではありますが価値観に沿った習慣や行動をしているため、顕在意識で「こうしたい」と言葉にしていても、圧倒的な影響力を持つ潜在意識に導かれる人生を歩みます。

また、潜在意識には変化を怖がり、私たちの安全を考えて、現状維持を第一に考える特徴もあります。

「今が安全なのに、わざわざ新しい行動をして危険な目にあうのは嫌だ!」と思ってしまいます。

あくまで私たちを守ってくれる機能なのですが、時として望まない現実を作ってしまいます。しかし潜在意識と顕在意識の方向を一致させることで、望む人生に変えることができるのです。そうなれたら嬉しいですよね。それはどんな方法で可能なのでしょうか。

潜在意識を変える方法なんてあるの?

はい!催眠療法という方法があります。

無意識を変えるなら催眠療法がおすすめ

潜在意識と顕在意識

人の意識の95%を占める潜在意識には、私たちがすっかり忘れてしまった膨大な体験、知識、情報がインプットされています。潜在意識は無意識なので、普段はなかなか自分で認識することはできません。しかし催眠療法(ヒプノセラピー)という技法を使うと潜在意識に働きかけることができます。

これは最先端の心理療法として確立されています。実際にアメリカでは、一部の州で保険適応している地域もあるほどです。
催眠療法(ヒプノセラピー)は、催眠誘導という手法を使ってリラックスした精神状態になり、普段は意識をしていない深い部分(潜在意識)にアクセスします。

催眠中も意識ははっきりしており、話すこともできます。その思いが生じたのはいつ、どんな出来事がきかっけだったのか。
それらを丁寧にヒプノセラピストが催眠下で誘導し、慎重に癒しのプロセスを進めていきます。

悩んでいたことの本当の原因がわかるだけで、問題が解消されて、催眠療法(ヒプノセラピー)によってすくい上げられた潜在意識の無限の知恵は、あなたにもともと素晴らしい力が備わっていることを教えてくれるでしょう。

本当にそんな効果があるの?と思った方は、ぜひ下記の記事の催眠療法は本当に効果があるの?をご覧ください

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