願いを叶える!最高に役立つ自己催眠の使い方

目次

願いを叶えたい。強く願うほど現実がみるみる変化。自己催眠とは?

催眠術の掛け方

自己催眠って何?心の奥まで届くマジック

自己催眠っていうのは、自分の気持ちや考え方、行動をより良く変えたいときに使える特別な方法です。あなたがリラックスした状態で自分自身に良いメッセージ(例:達成したい目標を叶えた自分、恐怖心を克服して人前でも堂々としている自分)を送ることで、普段はなかなか変えられない心のブロックを取り除いて、新しい力を引き出すことができます。

自己催眠を始める前に知っておくべきこと

自己催眠を始める前に、いくつか大事なことがあります。まず、自己催眠は、正しく活用をしてくださると、とても安全でかつ自然なものであることを知っていただけますと幸いです。実はあなたが普段から経験しているような状態の延長線上に自己催眠の存在があります。

たとえば、
・本を読んでいて周りが見えなくなるとか
・運転していてふと気づいたら目的地に着いていたり

これらはみんな、集中しているときに起きる自然なことです。
自己催眠では、この状態を自分で作り出して、リラックスしたり、モチベーションをあげたりとすることができます。

夢をかなえるための自己催眠のやり方

もし夢を現実に変えたいと思っているなら、自己催眠は非常に有効な手段です。重要なのは、リラックスした状態で、明確な目標を心に描くことです。最初に、静かで心地よい場所を見つけ、深く落ち着いた呼吸を行ってリラックスしましょう。その後、目を閉じて、自分の願いが叶っている状態を可能な限り鮮明にイメージします。五感を駆使して、その瞬間を実際に体験しているかのように感じ取ることが重要です。例えば、試験に合格した時の喜びや、目標を達成した時の満足感を想像してみてください。この練習を繰り返すことで、心と体が自然と目標達成へと向かい始めます。

成功への道〜自己催眠を用いた目標達成のメカニズム〜

自己催眠

自己催眠を用いた目標達成のメカニズムは、明確な目標設定、効果的な自己催眠セッションの構築、そしてその習慣化によって構成されます。このプロセスを通じて、個人は内面からの力を引き出し、夢や目標を現実のものに変えることができるのです。

目標設定の科学

成功への旅は、適切な目標設定から始まります。SMART(特定できる、測定可能、達成可能、現実的、時間的に制限された)原則を適用することで、願い事を明確かつ実現可能な目標に変換します。効果的な目標は、動機づけを高め、行動の方向性を定めるため、自己催眠プロセスの出発点として極めて重要です。目標を設定する際は、自分にとって何が本当に価値があるのかを自問自答し、それが長期的な幸福にどのように貢献するかを考慮に入れることが肝心です。これによって、より深い自己理解を得られ、自己催眠を用いてその目標に向かって努力するモチベーションが高まります。

<自己催眠で設定をする目標の注意点>
・現実的なのか
・時間に無理がないか
・手を伸ばせば達成できるか
・強い思いがあるか

集中する環境を用意する

自己催眠セッションを成功させるには、集中力とリラクゼーションが鍵となります。セッションを始める前に、静かで中断されない環境を整え、リラクゼーションの技術を用いて心身をリラックスさせることが重要です。深呼吸、筋肉の緩和、心地よいイメージを想像することなどが有効な方法です。このリラックス状態では、心が開放され、ポジティブな変化を受け入れやすくなります。自己催眠中は、設定した目標に対して具体的で肯定的なアファメーション(自己暗示)を繰り返し、それを心の奥深くに植え付けます。この過程は、目標達成に必要な内面的な信念と態度を形成するのに役立ちます。

自己催眠を習慣化して願いを叶える

自己催眠の効果は、継続的な実践によって最大化されます。毎日または毎週のルーティンに自己催眠を組み込むことで、それが習慣となり、時間とともに目標達成へと導く内面的な力が強化されます。習慣化のコツは、自己催眠を日常生活の中で特定の時間帯や活動に結びつけることです。例えば、朝起きた直後や就寝前など、毎日のリズムに合わせてセッションを設定します。また、進捗を追跡し、達成した小さな目標を祝うことで、モチベーションを維持し、自己催眠へのコミットメントを強化することができます。継続することで、自己催眠が自己成長と目標達成のための強力なツールとなります。

自己催眠で夢を叶えた方々のリアルサクセスストーリー

退行催眠

人前で話をすることが怖い!を克服したケース

多くの人が自己催眠を通じて、人生を好転させる驚異的な結果を実現しています。例えば、弊社にご相談をいただいた30代の男性について少しお話をさせてください。

彼は、出世柱にいました。その為、日々のプレゼンをすることも多く、その度に極度の緊張に悩まされていました。
しかしながら、少しずつ自己催眠の方法を習得することができ、徐々に自信を持って人前に立てるようになりました。

実際に行った自己催眠の方法についてプチ紹介
彼は毎日、自己催眠を用いてポジティブな自己イメージを強化し、緊張するシチュエーションを想像しながら冷静さを保つ練習をしました。このプラクティスにより、彼の脳は落ち着いてパフォーマンスを行う新しい反応を学習し、実際の状況でその効果を発揮しました。
※ちなみに彼は無事に出世をし、中小企業の役員のポジションをゲットしています。

メンタルが弱小な状態から常に安定した自分へ

20代後半の女性が自己催眠を活用して日常生活を変化させたことについてお伝えさせてください。実は、彼女は常に心配事が尽きない性格で、仕事や人間関係の小さなトラブルでもすぐに気を病んでしまい、夜になると心配事が頭を巡り、なかなか眠れない日々を過ごしていました。
彼女はこの状況を何とか変えたいと強く願っていましたが、どうしても一人では解決できずにいました。

そんな中、彼女は自己催眠という手法を知り、試してみることにしました。自己催眠を通じて、彼女はまず自分の思考パターンに気づくことから始めました。毎晩寝る前に、その日一日の出来事を振り返り、自分がどのような思考に陥って不安やストレスを感じたのかを分析しました。そして、それらのネガティブな思考をポジティブなものに置き換える練習を行いました。

実際に行った自己催眠の方法についてプチ紹介
例えば、仕事でミスをしたときは、「私はダメな人間だ」と思うのではなく、「ミスは成長のための学びだ」と自己暗示をかけるようにしました。この練習を続けるうちに、徐々に自分の思考をコントロールする力がついてきました。そして、これまでなら悩んで夜も眠れなかったようなことでも、冷静に対処できるようになってきたのです。

経営者の苦悩。毎日が憂鬱で潰されそうな日から起死回生したお話

40代の経営者が自己催眠を習得して、起死回生をしました。
実は、以前彼は挑戦をすることに強い恐怖を感じていました。それは彼の日常に深く影響を及ぼしています。特に朝になると、その日に直面しなければならない可能性のある挑戦や困難を考えるだけで、憂鬱な気分になってしまいどうしようもない日々を送っていたそうです。その結果、仕事にも積極的に取り組むことができず、自信の欠如や優柔不断になってしまうという形でさらにその問題が深まっていました。

実際に行った自己催眠の方法についてプチ紹介
自己催眠のテクニックを学び始め、特に朝に起きる際のルーチンにそれを取り入れました。自己催眠を通じて、自分自身にポジティブなメッセージを送り、新しい日に対する見方を変えることに焦点を当てました。「今日は新しい挑戦の機会だ」と自己暗示をかけ、自分が仕事で成功している姿を想像する練習を始めました。

この新しい朝のルーチンにより、徐々に朝起きることへの苦痛を感じなくなり、毎日を積極的に迎えることができるようになりました。

自己催眠を学ぶ過程で、彼は自分自身の内面の声に耳を傾け、自分が本当に望むものが何であるかを理解するようになりました。
その結果、挑戦することの恐怖が減少し、不安を感じることが少なくなったのです。
仕事に対する彼のアプローチも大きく変わり、以前は恐れていた新しいプロジェクトやタスクにも、自信を持って取り組むことができるようになりました。

自己催眠の力を借りて夢、目標を叶えよう

催眠と洗脳

自己催眠は、多くの人が日々の挑戦やメンタルの壁を乗り越えるための強力なツールとなり得ます。例えば、挑戦を恐れ、朝になると憂鬱な気分になってしまう人が自己催眠を学び、その結果、朝起きることへの苦痛がなくなり、毎日を積極的に仕事に向かうことができるようになりました。このように、自己催眠を通じてポジティブな自己暗示を行うことで、メンタルの強化や日常生活におけるさまざまな改善が可能になるのです。

しかし、自己催眠=特別なものでは全くありません。誰もが心の奥深くに潜む力を引き出すだけです。自己催眠を学ぶことで、あなたも自分の内面と深く向き合い、メンタルの強さを育て、毎日をより積極的に生きる力を手に入れることができます。今日から自己催眠の旅を始めて、夢や目標を現実に変える第一歩を踏み出しませんか。

この記事を書いた人

公認心理師・産業カウンセラー。カウンセリング経験数1万人以上。大手クリニックで臨床心理士20名を統括。その後は独立。現在は10名のカウンセラーを束ねながら、企業への講演会、顧問として社内のハラスメント及び従業員のメンタルケア及び経営者のメンターとしてアドバイスも実施しています。

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