自己催眠を学ぶと人生が得する7つの理由

催眠と洗脳

この文章を読んでくださっているあなたは、きっと何か日常で困ったことがあったり、もっとこうなれたらいいのに..。と思うお悩みがあると思います。
例えば、ぐっすり眠りたい、もっと仕事の効率を上げたい、痩せたい、叶えたい夢や目標がある。全部当てはまることもあれば、どれかひとつかもしれません。

いずれにしても、今回は自己催眠を学ぶことでどんなに日常が変化するのかについてお伝えしていきます。
この文章を最後まで読むと、きっとあなたが今抱えているお悩みの解消をすることができるヒントを知ることができます。
楽しみにしていてください。

目次

自己催眠を学ぶメリット

現代催眠

抱えているストレスから解放されてホッとできる

あなたは最近、強いストレスを受けたことはありませんか?例えば、人から嫌なことを言われた、過去の辛い出来事が頭の中をぐるぐる回りだす…。そんな時にも有効なのが自己催眠です。自己催眠を行なっていると、脳波がとってもリラックスした状態に入ります。

私たちがイライラしているときは、どうしても神経が興奮状態で体に力が入っていたり、ドキドキしたり、食いしばっていたりと体そのものがリラックスしている状態とは程遠い状況になっています。しかし、自己催眠を行うことにより、副交感神経(リラックスを促す神経)の方が優位になることから全身の力が抜けて、リラックスできる様になっていきます。

特に自己催眠においては、「暗示文」(心がいっぱい、いっぱいな時の気分の解放、前向きになれる言葉)等を自分の潜在意識にダイレクトに伝えることができます。通常の深呼吸よりも、無意識に言葉をかけることができるため、より効果的なリラクゼーションの状態になります。

自分を受け止めて、なりたい自分に導いてくれる

自己催眠は、意識的な思考と無意識の心の間の橋渡しをすることで、自分自身の理解を深めることができる様になっていきます。例えば、あなたが、自信を持つことができずに自己肯定感が低かったとします。その深い根の部分には、無意識のうちに自己制限や否定的なイメージを持っていることに気づくかもしれません。
この様に、自己催眠を通じてうすうす気づいていたけれどしっかりと認識をすることができる様になることで、自分自身のことを受け入れることができる様になります。

どんな状況だとしても、自分のことを受け入れることから全てが始まります。受け止めてあげた後に、「なりたい自分のイメージ」や「解消したいお悩みごとが解放されたイメージ」を持つことにより、徐々に現実までも変化し始めていきます。

このように、自己催眠を利用して「私は十分に価値があり、成功するに値する」といった肯定的なメッセージを無意識に植え付けることで、自己効力感と自信が高まります。そうすると、新たな挑戦への恐れを減らし、目標達成に向けた積極的なステップを踏み出すことがより容易になります。

自己催眠を行う際は、必ずプロの指導のもとに実施をしてください。
自己流で行うことにより、状況が悪化をしてしまう可能性も十分にございます。

集中力を高めてパフォーマンスの向上をする

集中力を高める効果があると言われているのが、自己催眠です。自己催眠を通じて、集中力が増すと、仕事や勉強の効率が格段にアップし、新しい技能を身につける能力や創造性が向上します。実際に、筋トレをするボディービルダーの方や、野球選手なども弊社では自己催眠をお伝えすることがあります。すると、自己催眠を取り入れた前後では格段に結果が変わってきました。

でも、どうして自己催眠を行うことで、集中力が高まりパフォーマンスが向上するのでしょうか。

自己催眠を用いて集中力を高めると、特定のタスクや目標に対する集中を強化するための自己暗示を行うことができるからです。
例えば、「私はこのタスクに完全に集中している」というようなポジティブなアファーメーションを使用するとします。

そうすると、このプロセスは、脳が集中しやすい状態へと導くことで、外部の干渉に対する脳の反応を低減させることができます。この様に、自己催眠は脳の特定の部分を活性化し、集中力に関連する神経回路の効率を高めることで本来持っているあなたの集中力を持ち出します。

長時間にわたって集中力を維持する能力を高めることができます。これは、職場での生産性の向上、学習能力の向上、さらには創造的なプロジェクトにおける革新的なアイデアの発想を生み出します。自己催眠を習慣化することで、注意力を維持し、日常生活や職場での課題に対する対応能力が向上しますのでおすすめです。

ぐっすりと眠れて翌朝スッキリ目覚める

睡眠の質を良くすることは、私たちの体と心にとってとても大切です。自己催眠は、心をリラックスさせて深い安らぎの状態へと導くことで、より良い睡眠を手に入れるのに役立ちます。特に、眠りにくい夜やぐっすり眠れないと悩む人にとって、自己催眠は安全で自然な方法で眠りの質を改善する一つの手段です。習慣として自己催眠を取り入れることで、すぐに眠りにつけるようになり、一晩中ぐっすりと眠れるようになることが期待できます。

例えば、夜遅くまでスマホをいじってしまい、なかなか眠れない高校生がいるとします。この高校生が自己催眠を学んで、就寝前に短いセッションを行うようになったとしましょう。自己催眠のセッションでは、リラックスを促す言葉やイメージを心の中で思い描くことで、日中のストレスや興奮を落ち着かせ、心を安らぎの状態へと導きます。この練習を数週間続けた結果、スマホの画面を見ることよりも早く眠りにつくことを選ぶようになり、夜間の睡眠の質が格段に向上したと感じるようになります。

自己催眠が睡眠の質を向上させる理由は、リラクゼーションと心の平穏が深い睡眠へと直接つながるからです。リラックスした心と体は、睡眠に必要な条件を整えることができ、これが結果としてより速く、そして深く眠りにつくことにつながります。研究によると、リラクゼーション技術は睡眠の質を改善し、不眠症の症状を軽減するのに効果的です。自己催眠は、このリラクゼーションを促進する一つの方法として、誰もが手軽に試せる自然な解決策を提供します。

不安や恐怖心の克服

恐怖や不安を乗り越えることは、多くの人にとって大きな挑戦です。自己催眠は、このようなネガティブな感情を克服するための強力なツールとなります。自己暗示を使って、恐怖や不安の根底にある原因を対処し、心に新しい、ポジティブな考え方を植え付けることができます。これにより、人前で話すことへの恐怖や、特定の場所や物に対する不合理な恐れを乗り越えることが可能になります。

例えば、人前で話すことにとても緊張し、それが原因で学校の発表やプレゼンテーションが苦手だとします。この生徒が自己催眠を学び、発表前に自己暗示を用いて「私は落ち着いていて、うまく話すことができる」と自分自身に言い聞かせることを習慣にしたとしましょう。このプロセスでは、緊張や恐怖を和らげるリラックスしたイメージや言葉を心の中で繰り返します。

この方法が効果的なのは、心がポジティブなメッセージを受け入れることで、不安や恐怖を感じる時の自分の反応を変えることができるからです。科学的研究によると、ポジティブな自己暗示は不安を軽減し、自信を高める効果があることが示されています。自己催眠を習慣にすることで、徐々に自信を持って人前で話すことができるようになり、以前は恐れていた発表も落ち着いて行えるようになります。

〇〇しなければ!から解放されて自由な考え方が生まれる

創造性は、プロジェクトから仕事のタスクまで、あらゆる面で私たちを助けますよね。特に自己催眠を使うと、私たちは頭の中で新しいアイデアやひらめきを見つけるのに役立ちます。この方法は、私たちが普段気づかない無意識の部分にアクセスすることで、新しい考えや解決策を思いつくのを助けます。自己催眠を行うことで、私たちは普段の考え方にとらわれずに、新しいアイデアを見つけたり、難しい問題に対して固定概念から解放されて自由に思考をすることができます。

創造性が自己催眠によって促進される理由は、自己催眠がリラックスした状態を作り出し、心の制限を解放するからです。リラックスすることで、私たちの心はより柔軟になり、新しい可能性を探求しやすくなります。心理学の研究によると、リラックスした状態は創造的な思考にとって理想的であり、新しいアイデアや解決策を見つけるのに役立ちます。自己催眠はこのリラックスした状態を促進する手段として機能し、結果として創造性を高めるのです。

自己催眠を学んで人生をもっと楽に、生きませんか。

現代催眠

自己催眠は、ストレスの管理、自己認識の向上、集中力の強化、睡眠の質の改善、恐怖の克服、そして創造性の促進といった多くの利点を提供します。これらのスキルを習得することで、日常生活がより良く、充実したものに変わります。自己催眠は、ポジティブな変化を促すために無意識の心の力を利用し、自己成長を新たな段階へと導きます。

私たちの自己催眠クラスでは、経験豊かな講師が皆さん一人一人のニーズに合わせた指導を行います。正しい知識と技術を身につけ、同じ目標を持つ仲間たちと共に学び、成長する機会を提供します。自己催眠を学ぶことは自分への投資であり、人生をより良い方向へ導くための強力なツールを得ることができます。

あなたの人生にポジティブな変化をもたらしたいなら、私たちのクラスで自己催眠の旅を始めましょう。あなたの内なる力を発見し、変革の一歩を踏み出すために、私たちはここにいます。

この記事を書いた人

公認心理師・産業カウンセラー。カウンセリング経験数1万人以上。大手クリニックで臨床心理士20名を統括。その後は独立。現在は10名のカウンセラーを束ねながら、企業への講演会、顧問として社内のハラスメント及び従業員のメンタルケア及び経営者のメンターとしてアドバイスも実施しています。

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