ずっと気になっていた癖を治したい。もっと上手に人と付き合いたい。もっと自分自身のことを認められるようになりたい。
そんな思いを抱いたことはありませんか?
カウンセリングや精神科の受診など、対処法はさまざまですが、中でも悩み事を抱えた方の潜在意識にアプローチする催眠療法に興味があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、催眠療法を受けるにあたって、どのくらいのお金が必要になるのかわからなくて困っている方もいらっしゃるかもしれませんね。今日は、催眠療法を受ける際に重要となってくる費用の相場について解説します。
催眠療法にかかる値段が適正なのかわからなくて踏み出せずにいるという方も、催眠療法の価格設定について知ることで、催眠療法を受ける勇気に繋がるはずですよ。
催眠療法の相場(料金)はどれぐらい?
催眠療法は健康保険が使用できません。そのため、催眠療法を受ける際にかかる費用は全て自費という扱いになります。
また、催眠療法の値段は、あなた自身が悩んでいる内容や催眠療法士の方針、行う催眠療法の内容によって変わってきます。
大まかな目安としては、催眠療法にかかる料金の相場は、1時間あたり20,000円ほどとなっています。ただ、催眠療法の内容などによって1回にかかる時間にも違いがあるため、上記の金額はあくまで目安です。またあくまでも弊社の調べた内容ではございますが、全体の相場について表にまとめてみました。
前世退行催眠療法の料金の相場
日本の催眠療法で最も普及していると言っても良いのが、全世退行催眠療法です。料金の相場は1回あたり3時間程度で相場と同じように2万円〜3万円程度であることが分かりました。
内容 | 時間 | 料金 |
前世退行催眠 | 3時間程度 | 2万円〜3万円 |
前世退行催眠とは、あなたが抱えている生きづらさの原因が前世からによるものではないか?ということを前提に、催眠療法を行います。例えば、あなたが水が苦手な場合は前世が水で溺れていたからなど、今世と前世の因果関係を導き出し解消をしていく方法です。見えないものが好きな方には効果がとても多いです。
年齢退行催眠療法の料金の相場
年齢退行催眠療法も前世退行催眠療法と同じぐらいポピュラーな催眠療法です。
内容 | 時間 | 料金 |
年齢退行催眠療法 | 3時間程度 | 1万5千円〜3万円 |
年齢退行催眠療法は幼少期の頃の傷や抱えているトラウマを解消するための催眠療法です。しかし、下手に行うことにより、状況を悪化させる可能性が十分にありますのでかなり慎重に催眠療法の先生を選択する必要があります。
その他の催眠療法の相場
催眠療法の種類は他にも様々な種類がありますので、一概に相場をだすことはとても難しいのが本音のところです。メディアに頻繁に出ている先生や、しっかりとした学歴、研究の経歴がある先生になればなるほどその料金は高額なものになります。1回30万円を超える場合もありますので、気になる場合はなぜその料金なのかを勇気を出して問い合わせをしてみることもおすすめです。
催眠療法の最終的な値段や費用はどれぐらい?
催眠療法にかかる費用について、より詳しくご紹介するまえに、心に留めておいてほしいことがあります。
それは、「催眠療法1回あたりにかかる費用」ではなく、「最終的にいくらかかるのか?」ということに注目しなければならない点です。催眠療法にかかる費用については、法的な決まりがありません。
そのため、サロンやクリニックによっては設定されている金額が安かったり高かったりすることがあります。ただ、たとえ1回あたりの費用が安くても、受ける回数が多くなればそれだけ多くのお金が必要になります。
通常、催眠療法では多ければ5回ほどサロンに通わなければならないことがあります。そのため、例えば1回あたりの費用が5万円であれば、最大25万円の費用がかかることになるのです。ただ、25万円と聞くと一見高いように感じるかもしれませんが、あなた自身の人生を変えることができたり、何かに悩む時間が減ったりといった明確な効果が得られる可能性もあります。
あなた自身を変えるためにさまざまな本を買ったり、高額なセミナーを受けたりすることを考えれば、かえって安いと感じることもあるでしょう。金額が高いか安いかについては、個人の価値観が大きく関わってきます。大切なのは、あなた自身が納得できるかどうかなのです。
催眠療法の値段を比較するときのポイント
・先生の経歴
・1回あたりの料金
・最終的にかかる費用の合計金額
催眠療法の値段の違いはどこからくるの?
催眠療法の値段は、セラピールームやサロンによってときに大きな差があります。なぜそこまで金額に開きがあるのかというと、催眠療法を担当する療法士の熟練度合いやひとりひとりに適した対応が行えるかどうか、催眠療法士がこれまでにどれだけの知識を得てきたかなどによって違うのです。ここでは、催眠療法の値段と療法士の腕前について解説します。
催眠療法の値段の違い①催眠療法士の経歴の違い
催眠療法士の腕前は、経験を積むことによって熟練度合が変わります。例えば新人の催眠療法士の中にも天才的な腕前の療法士もいるかもしれませんが、長い時間をかけてたくさんの人を見てきた療法士のほうが人との関わり方や悩みとの向き合い方が上手なケースがあります。
そのため、新人の催眠療法士は比較的安い傾向がある一方で、経験を積んだ催眠の先生ともなると、効果の高い催眠療法を受けられる代わりに、料金も上がる傾向があるのです。
ただ、療法士の意向によっても価格は変動するため、担当してくれる療法士の熟練度については実際にクリニックやサロンに問い合わせ、これまでに積んできた経験について聞いて見ることが大切です。
催眠療法の値段の違い②スクリプトを読み上げるだけかオーダーメイドか
催眠療法と一言で言っても、たくさんの種類があります。例えば日本では前世退行催眠や年齢退行催眠などが主流となっており、比較的安い金額で受けることができます。
ですがその一方で、オーダーメイドでその人個人の悩みや体質・気質などに最適な催眠療法を提供しているセラピールームはとても少ないのが現状です。
日本で行われている前世退行催眠や年齢退行催眠は、画一的な内容となっていることが多いため、悩みを持っているひとりひとりに合った方法を探りながら向き合ってくれる催眠療法のルームは料金が比較的高い傾向があるのです。
なぜなら、クライアントひとりひとりに合わせた催眠療法を行うには、それだけ高度なテクニックが必要となります。
その分だけ催眠療法士の側にも心理的な負担がかかるため、料金が高くなってしまうのです。
催眠療法の値段の違い③
担当となった催眠療法士が、これまでにどれだけの費用を投資して学んできたかによっても、催眠療法の費用は増減するケースがあります。例えば、弊社の東京代表と統括代表は、心理学を学ぶためにかけた総額は、大学院の費用も含めるとそれぞれに3,000万円を超えるほどの投資となります。
さらに言えば、心理学を学ぶためにかけた時間も相当長いものとなります。これだけの費用と長い時間をかけて培ってきた知識を1回1回に凝縮するのですから、費用は必然的に高くなります。ただ、催眠療法に必要な資格は国のような公的機関が認めたものではなく、民間の資格に過ぎません。
そのため、一方で大学院のような専門機関で学んだりせず、講座を受ける形で心理療法士となるケースもあるのです。この場合、催眠療法についてのノウハウを学ぶための総合費用は30万円前後というケースも少なくありません。クライアントに対しても安価な値段で催眠療法を提供しているセラピールームも存在するのです。
ただし、催眠療法にかかる値段の差は、催眠療法士やセラピールームの自体の人気の度合いによる部分もありますので、注意が必要です。
催眠療法の値段の違いを理解して催眠療法をうけよう
心理療法を試してみたいと考えたとき、どのセラピールームやサロンに通ったらいいのか迷ってしまう原因の一つは、値段設定が幅広い点にあるのではないでしょうか。
催眠療法士の中には、腕のいい先生であっても安い価格で催眠療法を提供している場合もあれば、反対に高いお金を払っても腕があまり確かでないというケースもあるのです。さらに、1回あたりの費用は安くても何度も通わなければならず、結果的に高額な費用をかけることになってしまうということもあります。
大切なのは、あなた自身が納得できる催眠療法を、納得できる値段で受けることです。たとえ催眠療法にかかる費用が人から見れば高額なものであったとしても、それがあなたにとって「あなた自身の人生をより良く、より豊かなものにするために必要な投資だった」と思えれば、決して無駄な出費にはなりません。あなた自身の充実した人生に繋がるためのお金の使い方をすることが、何より大切なのです。